こんにちは、ゆるりです。
出版不況と言われる中、特に雑誌離れもすごいですよね。
ゆるりも昔は雑誌好きだったんで結構買っていましたが、今や購入している雑誌数は0!
たまに読む場合に関しては、雑誌の読み放題サービスなんかを見ています。
そんな中、創刊30周年の老舗の雑誌『レタスクラブ』が3号連続で完売という快進撃が続いているらしいです。

子供の時、実家でおかんが見ていたな〜笑。
新しい編集長になったことで、新しい試みを行った結果快進撃になったようです。
この快進撃の理由が、バイマにも参考になったので、まとめて見ました。
参考:https://www.advertimes.com/20170724/article255054/
目次
バイマ レタスクラブ編集部から学ぶポイント①外注化

外注化の促進
今まで依頼したことのない外部のライターさんなどを積極的に起用し、記事のリフレッシュ化に務めた。そもそも編集部はこれまで外注をほとんどしておらず、「内製主義」の文化があった。レシピなど独特の書き方が求められる記事は自分が書いた方が早いと編集者は考えるが、そのようにノウハウが守られていく一方で、記事の書き方がマンネリ化するという現状もある。
記事を新鮮にするという意味でも、編集部員の残業を減らすというマネジメント視点からでも、外注は必須。自分のやり方を言語化するという意味でも、より促進していきたいと考えている。(アドタイ)
いきなり外注化です^^
そもそもこのレタスクラブも内製だったということで、これはバイマで言えば自分で全てやっている状態です。
内製化のメリット
・自分達でやった方が早い。
・ノウハウが守られる
内製化のデメリット
・記事の書き方がマンネリ化に繋がる
・ノウハウの属人化
・ノウハウの言語化が不必要
これはまさにバイマを一人でやっていて、外注したいけどできない人の特徴にぴったりです笑
というより、普通の会社でもあるあるですよね。
会社でも組織化がしっかりしないと
・教育する仕組みが不必要
⇩
教育する必要がないので、属人化
⇩
属人化しているので、ノウハウがブラックボックス
⇩
なのでノウハウが可視化されていない
(可視化を求められても、抵抗すること多し)
⇩
作業が整理されていないので、なんとなくやっている作業も結構ある
ってことがよくあるんです。
『レタスクラブ』の編集部員は、ベテラン10年選手が多い。中には入社以来レタスクラブ一筋という編集部員もいる(アドタイ)
長く勤めている人ばかりで、新しい人が入ってこないと、組織の客観性がなくなりますからね。
そして新しく入ってきた人がいても、OJTのみで学んでください的なw
外注化すると
・まず自分たちの作業をマニュアル化する必要があるため、作業の棚卸しが必要になる
んですね。
これが非常に大事で、棚卸しして書き出して行くと、『この作業って必要あるっけ?』とか色々出てくるわけです。
そして
・もっと効率的であったり、生産性の高いやり方を思いつく
こともでてきます^^
バイマ レタスクラブ編集部から学ぶポイント②嬉しいニュースの共有

嬉しいニュースは小さくても共有
ほんの小さな兆しであっても、嬉しいニュースはメンバーに共有。自分たちが評価されていること、期待されている事実を伝え続けた。
これはチームでやっているととても大事です。
それぞれ作業が分業化して行くほど、全体の中での自分の仕事の位置がわからなくなってきます。
そして全体としてやっていることとの繋がりや、思い入れも薄くなっていきます。
チームでやっている場合、外注さんなどには嬉しいニュースを共有してコミュニケーションを取りましょう。
例えば今月の目標の金額に対して達成できたとか、出品してもらっているアイテムへのアクセス数がかなり増えているとか、作業の依頼だけでなく、小さいことのシェアもしていった方がいいですね^^
バイマ レタスクラブ編集部から学ぶポイント③思い込みではなく思いつき

「思い込みを捨て、思いつきを拾う」発想の転換
この言葉はテレビで小林幸子さんがおっしゃっていたもの。編集も長くなるとつい、「思い込み」で企画を立ててしまいがちなので「思いつき」を形にするように促した。例えば、この「思いつき」で実現した企画のひとつが、8月号でのゆるキャラ「カパル」とのコラボレーション。実はこのカパル、料理上手という設定があって、Twitterで「レタスクラブを見てお料理をしているお」とつぶやいているのを発見、「いつでも遊びにおいでよ!」とすかさず話しかけた。そこからTwitter上で会話が盛り上がり、ついに誌面の企画にも参加してもらうことに…。おかげさまで、カパル君の出る号はカパルファンの皆さんからも注目していただいている。
バイマを続けて行くと、結構思い込みでやってしまっていることって多いんですよね。
特にリサーチなどはそうかと思います。
自分の得意なやり方だけで、突っ走る笑
twitterのような思いつきのきっかけの断片のようなものにも、アンテナを尖らせることも大事ですね。
まとめ

新しいやり方に常に柔軟にやって行くことがますます重要な時代です。
どんな業界でも、衰退業界でも、やりかた次第では結果に繋げることができます。
レタスクラブもおそらく老舗という看板はありながら、その中で古い社内慣習の中でちょっとづつ衰退していっていたのだと思います。
変化は怖いですが、逆にその変化を楽しみながら生活も仕事もしていきましょう^^

白洲ゆるり

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