こんにちは、ゆるりです。
こんな質問をもらうことがあります。
「学べばずっと安定的に稼げる方法ってなんですか??」
おーこんな、スーパーマリオで言ったらスターのような、
無敵アイテム(古い)欲しいですよね!
特にAIが仕事を人の代わりに代替していく時代、
何かすがりたいものがあるというのもよーくわかります!
ゆるりも欲しいです。
そんな問いへのヒントになるようなことが、
東京大学の中原淳先生が言っていたので引用しちゃいます。
「学び直し時代」に蔓延する「一生食いっぱぐれない幻想」と「潰しがきく幻想」!? | 東京大学 中原淳研究室 https://t.co/LEXFoO5zv8 “「つぶしがきく」し、「一生、食いっぱぐれない」から学ばなくてよい、と考えてしまうのであれば、その発想自体が「超絶リスキー・自殺もん」”
— 出光 直樹 (@N_IDEMITSU) 2017年12月5日
簡単にいうと、
そんなもん探している思考こそ食いっぱぐれることに繋がんだよ!
ってことのようですが、なんでそうなのでしょうか。
目次
一生食いっぱぐれない、潰しがきくスキルの意味
まずこの食いっぱぐれないスキルについて、きちんと定義しなければいけないと思うのですが
中原先生は下記のようなことかなって言っています。
自分の生涯において、どんな状況においても、利用でき、食っていくことのできる仕事のスキルのことを意味しているんだと思います。
一生食いっぱなれがないスキルを短期間で身に付けたい
中原先生もこんな感じのことを言われるようです。
一生、食いっぱぐれないような、潰しがきくスキルを、どこかのスクールかなんかで、身につけたいと思うんですけれども、なんかないですかねぇ? 場合によっては1年間くらい通ってもいいと思っているんです。
一生、食いっぱなれない技術を1年間でゲットできるのであれば、これはいいですよね!
BUYMA(バイマ)を含めネットビジネスでもよくある考え
これネットビジネスの世界でも、よくあります。
と言われる方、結構います。
一回売り方がわかれば、その方法でずっと売れるのではという思想。
そして2ヶ月くらい実践してみて少しは売れるけど思ったほど結果が出ないと、
という方。
そしてまた違うネットビジネスから、違うネットビジネスに移るノウハウコレクターに
なっていくのです。
しかしその考え方まじやばいです。
一回学べばずっとアップデートしなくていいものなどない
だいたい何でもそうですけど、学んだものはブラッシュアップして行かないと
陳腐化していきますよね。
一回学んで取れる「資格」はあるかもしれませんが、
あくまでその資格はそれを仕事にするにあたってのスタートだったりするわけです。
専門職に関しても、AIが代替できる部分が多く出てくるにあたって中原先生も下のように疑問に思っているようです。
医療・法律などの専門職ならともかく(僕は本心ではそこすらも不可能だと思っています。資格は一生ものかもしれませんが、それと同じスキルで食っていけるかどうかは別物です)
なのでずーっと右肩上がりで行かないことも当然多くの人にありますし、
(いや自分も含めてほとんどの人かな)
そこからまた学びを重ねていってアップデートし続けないと、稼ぎ続けることはできないわけです。
中原先生も下のような考えこそ、これからの時代で危険だと言っています。
いったんそれを学び取ったら、あとは「つぶしがきく」し、一生食いっぱぐれないので、学び直さなくてはよいと考えている「ふし」があること
「つぶしがきくスキル」をいったん身につけてしまえば「一生、食いっぱぐれない」という発想は、スクールなどで「学ぶこと」に一時的に接近しつつも、中長期には「遠ざかる」という効果をもっています。
日本人は世界の先進国の中でも、学びことをやめてしまう人が多い
日本人は学ぶのが、学生の間までと言うことが世界の先進国と比べると割合が多いみたいですね。
今までは単一民族、単一言語で生活も仕事もできていたので、社会人になっても学び続けると言う意識でなくても大丈夫な環境にある人も結構多かったからなのかもしれません。
BUYMA(バイマ)もそうだけど、ネットビジネスもその他の仕事もアップデートしながら学び続けることが大事
結論から言うと、一度学んだらもう学ばなくていいものってないと思います。
これだけ変化が激しく、ルールがコロコロ変わる時代では、これ学んで、あと一生OK!っていうものが、個人的には資格とかではないのではと思います。
「ずっと学んでいきたいというモチベーションが尽きることのない状況を自身で作れることの方がよっぽど大事」
なんじゃないかな〜。
この状況を作れるかどうか「モチベーション」の差が、これから知識や資格量より、豊かな生活ができるかどうかに繋がるんじゃないかな〜と思いますよ。