不調なアパレル業界の圧倒的勝ち組企業(Part1)

こんにちは、ゆるりです。

いつもBUYMAのことばかりですが、たまには他の企業について 笑

 

普通の消費者は服や靴を買うにしてもいろんなサイトやリアル店舗を見て、

その結果としてBUYMAで買うという手段が一番良いと思った時に

購入するだけだと思いますので、たまに他のアパレル関連企業について書いてみたいと思います^^

 

昨日のニュースで2つ気になる企業がありました。

一つはZOZO TOWNやWEARを運営するスタートトゥディ

一つはABCマートです。

 

今日はそのスタートトゥディについてです。

スタートトゥディ

 

いわずと知れたオンラインショッピングサイト『ZOZO TOWN』『WEAR』 等を運営する日本企業です。

1日の社員の労働時間も1日6時間ということで、働き方改革でも先端をいっています。

社長の前澤社長は、芸能人の紗栄子さんとの交際も以前からオープンにされています。

関係ないですが 笑

 

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 平成29年第三四半期の決算

 

昨日の2016/1/31に平成29年第三四半期の決算説明資料がアップされました。

http://www.starttoday.jp/wp-content/uploads/2017/01/J_20173Q.pdf

WWD JAPANが下記のような記事をアップしています。

 

◆『ゾゾタウン』高成長続く 2016年4〜12月期は経常利益6割増

https://www.wwdjapan.com/376330(WWD JAPAN)

 

『2016年4〜12月期決算は、サイト内の流通額にあたる商品取扱高が

前年同期比32.3%増の1480億円、売上高が同42.2%増の536億円、

営業利益が同64.3%増の192億円、経常利益が同63.3%増の194億円、

純利益が同78.1%増の141億円』

と純利益がなんと78.1%増ということで、売り上げや取り扱い高の

形だけでなく、経常利益で6割以上、純利益は8割弱増させている

というのは本当にすごいです!

 

購買者の属性

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上記は購買属性になりますが、意外なことに割と購買対象の年齢が

高いことです。20代メインかなと思っていましたが、アラフォー

世代もかなりおり、平均年齢は32.9歳ということです。

うーん、これは意外。グラフを見ると結構50代なんかも購買してますよね。

 

 

新しい施策

 

特に新店舗の出店や、クーポンのプッシュ通知、

クレジットカード非保有者向けの『ツケ払い制度』や『買い替え割り引き』

といった新しい施策も有効になっているようですね。

若くてクレカを持てない層もECのうまく取り込んでいます。

 

余談ですが、BUYMAにおいても、カード決済とコンビニ払いが選べるのですが、

コンビニ払いの方が結構いるなーというのが実感です。

これはもちろんクレカが持てない属性の方も多く利用していると思います。

ただローブランドでも、ハイブランドでも

一定数コンビニ払いの方はいらっしゃって、そのコンビニ払いにする理由が違うようです。

かなり高いブランドを購入する方でも、クレジットカードで個人情報を登録することを

嫌がる層というのは一定数いるようですね。

 

事業の連動性

 

新品のZOZO TOWNとUSED、WEARの連動性が本当うまく設計されています。

【WEAR】(http://wear.jp/)

 

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【ZOZO USED】(http://zozo.jp/zozoused/)

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上の図はスタートトゥデイの資料からですが、新品を購入した後のデータ

や、WEARでのコーディネートの好みの管理もされているので、

二次流通としてのZOZO USEDからも『売りませんか?』

のメールが来る。

すなわちZOZO TOWNで購入してもらい(B to C)、

時間が経つとZOZO USED(C to B to C)に誘導してそちらで

売ってもらい、それをまた他の人にUSEDとして販売して収益を出して

いくという形になっています。

Wearを通じてZOZO フリマ(C to C)にもつなげていき

エコシステムとしてよく出来ていて、そこでも収益化しているところが圧巻です。

 

平均購買単価

 

年間の購入者数も会員・非会員ともに増加しており、

顧客全体の平均年間購入点数は10.5点、既存顧客だと

平均の年間購入額は6万929円になり、過去最大だったようです。

このリピート率の高さは驚異的ですね。

 

最後に

 

こうやって見て行くと、百貨店などアパレル不況で店舗を縮小している

ところもあれば、同じアパレルを扱っていてもきちんと成長して

利益を出している企業はあるわけですよね!

 

これはBUYMAのショッパー活動にも参考になります。

『もうBUYMAは参入ショッパーが多くて儲からないよね』という人も

たくさんいますが、要はやり方次第でいくらでも収益は伸ばすことができる

ということのお手本ではないでしょうか。

現にBUYMAのショッパーさんでも、価格を安くする以外の方法で利益を

伸ばしている方はたくさんいますしね^^

ということで今日はスタートトゥディについてでした!

感想などありましたら、下記からお願いします^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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